新任式と対面式で新しいメンバーが紹介され、これで、全校519名で令和5年度がスタートです。みなさんも、新しい教室で新しい仲間との学校生活が始まります。どきどきとわくわくが混じっているのではないでしょうか。
さて、昨日の入学式で1年生に乙川東っ子の「あいうえお」のお話をしました。1年生は覚えていますか。
昨年、私は「あ」のあいさつをがんばりました。その前の年は「え」のえがおをがんばりました。どちらも1年間続けました。そこで今年は、残りの「い」「う」「お」の中で特に「お」おもいやりをがんばることに決めました。私は「おもいやり」というと思い出す大好きな絵本があります。それは、この「花さき山」という絵本です。主人公のあやという女の子が山の奥でまいごになってしまうと、そこには色とりどりのきれいな花畑が広がっていました。すると、そこへ山ンばがやってきて、こんなきれいな花が咲いたわけを教えてくれるのです。少し読んでみますね。『この花さき山いちめんの花はみんなこうして咲いたんだ。人のことを思いやった優しさがこうして花になって咲き出すんだ。』乙川東小学校は、きれいな花の咲く花壇で有名ですが、私は、この「花さき山」にでてくるような思いやりの花も学校中に咲かせたいな、と思っています。一人一つずつ花を咲かせれば519本の花が咲きます。そんな思いやりの花畑を1年かけてみんなでつくっていきましょう。