夏休みが終わりましたね。夏休みはどうでしたか。きっと、皆さん一人一人が、毎日学校に来ている時とは違うことをしたり、考えたりしていろんな経験をしたと思います。
私は今年、福井県にある恐竜博物館に行ってきました。前に勤めていた学校で、恐竜が大好きな男の子に教えてもらってから一度行きたいと思っていたのです。その博物館はとっても大きい博物館で、恐竜の骨の展示や本当の大きさの恐竜が当時生活していたように展示されていました。恐竜好きな子だったら知っているかもしれませんが、恐竜は、今から2億3000万年前頃に地球上に生まれたのだそうです。2億3000万年前といわれて「人間が生まれるよりもっともっと前の大昔なんだなあ」とは思いましたが、果たしてどれくらい大昔なんだろう、ということを気にしながら帰ってきました。
そこで、何年前というのを長さで考えてみました。私が生まれたのは今から58年前です。1年を1㎝で考えるとここから58㎝のところになります。じゃあ、初めて恐竜が生まれた2億3000万年前は2億3000万㎝むこうのところです。どこになるんだろう、とグーグルマップで調べてみると、ここから飛行機で2時間もかかる沖縄も通り過ぎ、日本をでてしまい、フィリピンという外国にたどりつくくらいの距離でした。そうやって調べてみて、やっと恐竜が生きていた時代は今よりずっと昔ということが少し実感できました。
さて、みなさん、2学期は学校の外へ出かけていく校外学習のチャンスがあります。ぜひ、そこで見たもの聞いたことの中で疑問に思ったことを帰ってきてから調べてみてください。そして、そのことをたくさんの人に話してみてください